メモリ選びナビ— DDR Spec & Capacity
自作PCのメモリ選び。まず規格(DDR世代)を確認し、用途から容量を選び、同じ容量なら2枚構成(デュアルチャネル)で。
迷ったらこの3手順
- 規格(DDR世代)はマザーボード(ソケット)で決まる
- 容量は用途で選ぶ(迷ったら32GBが現代の正解)
- 同じ容量なら2枚構成(デュアルチャネル)を選ぶ
1. 規格(DDR世代)を確認By socket
ソケット/プラットフォームを選ぶと、対応DDRが出ます。
2. 容量を用途で選ぶBy use
用途を選ぶと、推奨容量が出ます。
3. 構成の鉄則Rules
同じ容量なら2枚構成が速い
同じ規格のモジュール2枚でデュアルチャネルが有効。32GBなら16GB×2が黄金比。32GB×1(1枚)は通り道が1本でもったいない。
買い足しは相性に注意
後から1枚足して2枚構成にする手もあるが、同じ型番・ロットが入手できるとは限らず相性問題が出ることも。可能なら最初から2枚セット品を。
定格(JEDEC)と XMP / EXPO
刺すだけで安定のJEDEC定格か、BIOSでXMP(Intel)/ EXPO(AMD)を有効化して表示速度を出すか。初めてなら定格運用が無難。
ノッチ位置で物理的に非互換
DDR世代ごとに切り欠きの位置が違い、規格違いはそもそも刺さりません(壊れはしないが使えない)。
定番モデル(DDR4)Picks
自作PCを組んだとき、地味に悩んだのがメモリでした。DDR3、DDR4、DDR5と数字が増えるたびに何が違うのか分からなくなりますが、実は迷う余地は意外と少なくて、規格はマザーボードを買った時点で決まっています。世代ごとにノッチ(切り欠き)の位置が違うので、合わない規格はそもそも刺さりません。だから順番は「まずマザーボードで規格を確認、次に用途で容量を決める」。容量が足りないとOSはSSDをメモリ代わりに使い始めて(スワップ)、体感がいっきに重くなります。「なんか遅い」の原因はCPUよりメモリ不足のことが多い、というのが組んでみての実感です。自分はRyzen 7 5700XのAM4構成だったのでDDR4一択、用途から32GB(16GBを2枚のデュアルチャネル)を選びました。このナビは、その時の検討をそのまま「ソケットから規格、用途から容量」の順にたどれる形にしたものです。
選定の一部始終と価格高騰の話はnoteで: DDR3からDDR5の進化と16GBのTEAMGROUPを選んだ話
※ 規格の最終判断は、マザーボードの製品ページ「メモリ」欄や対応リスト(QVL)で確認してください。メモリ・SSDは市況で価格が大きく動きます(2025〜2026年は高騰局面)。Intel LGA1700はマザーによりDDR4専用/DDR5専用が分かれます。情報は2026年6月時点。